受け継がれている図案 4
ここ数日、布の整理をしていましたら
小さな布が出てきましたので
ドイリーを作成しました
これも会の皆さんに人気の図案です
上が、最近の作品
下が,長年(30年ぐらい)我が家のテーブルに置かれていた作品
図案指定の糸を使っていますので
作成当時は 同じ色だったと思います
経年劣化していますが
これはこれで なかなか良い趣です
色違いでもう一枚
同じ図案で色違いを作成するのは
新しい発見があり楽しいものです
先代が残してくださったものに
ここでも使用したシャークスキンという
綿100%の布があります
私たちの会では 教材のほとんどが
この布を使ってきました
上の画像の作品も30年経っていますが
洗濯にも耐え刺繍糸とともに丈夫です
水通しをしなくても
縦横のゆがみや
洗濯後の縮みもほとんどありません
刺繍をするうえで大切な
針通りも麻などに比較すると
少々 かたいですが
カットワークや たくさんの糸を密集して
刺すときなど
布が糸に負けないで歪まなく
刺しやすいです
私たちの会で 常時使用するのは
晒(白) 52(ピンク) 55(ブルー) 59(ベージュ)
ですが
こんなに沢山の色があるのですね
このステキな商標のアラビアですが
大阪にある高梨綿業株式会社のもので
創業は1923年
もうすぐ100年です