柴田是真の 『烏瓜』
秋の野山
枯葉の多い季節に
赤い楕円形の実が目を引く
烏瓜を刺しました
赤い実もかわいいのですが
夕方から咲き始める
レースのような
繊細な花に魅せられてます
白い花が夜咲くという事で
布は濃紺の麻地を使いました
今回は前回の萩より図案は
簡単でしたが
糸選びに苦労しました
花は日本刺繍用の絹糸を
葉の一部はアメリカ製の
段染め糸を使用しました
スレッドワークス社の
段染め糸は200色以上あり
色毎に
名前が付けられています
今回使用した糸
1331 Canary Island Pine
1513 English Hunter
です (和訳はご自分で (-_-) )
小さい頃育った家の
生垣に秋になると沢山の烏瓜がなり
それをとって踏むと
中から納豆のようなネバネバ出てきて
面白がって遊んで
母に叱られた思い出があります
皆さんにも
植物にまつわる思い出が
沢山あると思います